2026-10-13
ChartBar 図解|台湾生命保険の市場ポジショニング:2021年 大手5社の保険料収入と保険金支払
Instagram「Chart Bar 視吧」2022年8月の投稿(いいね 61、保存 13)を再構成し、業界の視点を補足しました。筆者は国泰人寿に在籍していましたが、本記事は政府の公開データのみを使用しています。

主なポイント
横軸は保険料収入、縦軸は保険金等支払(単位:10億台湾ドル)。数値は図からの概算です。
- 国泰人寿が保険料収入約6,400億元・支払約3,900億元で、両方とも首位。
- 富邦人寿(約4,500億元)と南山人寿(約3,600億元)が第2グループ。
- 新光人寿と中国人寿は約2,200〜2,400億元で、ほぼ重なっています。
- 5社とも「支払<保険料」の領域にあり、当年度は資金の純流入です。
読み解く際の注意点
元の投稿は「最も稼いだ生保は?」という問いでしたが、保険料-支払は利益ではありません。
- 保険料の多くは責任準備金として積み立てられる負債です。
- 支払には満期金・解約返戻金・年金が含まれ、過去に販売した契約の構成を反映します。
- 生保の利益は利差・死差・費差の「三利源」から生まれ、特に運用収益の影響が大きくなります。
この図が示すのは市場規模と資金の流れです。収益性を比べるなら、純利益・ROE・運用利回りを見るのが適切です。
図のデザイン
**バブルチャート(ポジショニングマップ)**で2つの指標を同時に比較し、社名をバブル内に直接記載して凡例を省いています。改善するなら、y = x の参照線を加え、重なっている2社には透明度やデータラベルを付けると読みやすくなります。
出典:台湾政府オープンデータプラットフォーム(生命保険業務概況)、2021年。Tableau で作成。数値は図からの概算です。



